突然ですが私は身長が185cmあります。
これまで色々な人に「何食べてそんなに大きくなったの?」…とよく聞かれました。
まぁこの質問自体、よくある会話のきっかけ程度で、それほど真剣に聞きたいわけではないんでしょうけど、ふと思いました。世の中に身長の高い人はいっぱいいますが、その人達は子どもの頃どういう生活をしてきて、いつから背が伸び始めたのかっていうデータってあまりネット上にないのかなぁと。
そこで、私自身が子どもの頃送った生活で「もしかしてこういう生活が高身長につながったのかな?」と思えるポイントを大公開したいと思います!
もちろん、身長との因果関係を保証するものではありませんし、たった一つのサンプルではありますが、お子さんに(色んな意味で)大きく育ってほしい!…とそんな思いをお持ちの親御さんへの生活上の参考としていただければ幸いです。
親からの遺伝性を検証する
高身長は親の遺伝でほぼ決まる、という話はよく聞きますね。
実際に両親の身長から、将来の身長を予測(計算)するサイトがあります。
「Keisan 生活や実務に役立つサイト」
計算式はこちらです。
- 男子=(両親の身長の合計+13)/2+2
- 女子=(両親の身長の合計-13)/12+2
私の場合は、両親ともごく普通の身長でした。父は170cm前後、母は160cm弱くらいだと思います。
上記のサイトで計算した結果は「173.5cm」でした。
実際の身長「185」 > 両親の身長から予測値「173.5」
ということで、私の場合は「遺伝性がそれほど強い」というわけではないようです。
もちろん、辿るとそういうDNA要素はあるかもしれませんが、生活環境からくる要因が多分にあるのではないかなと考えます。
以上を踏まえ、子どもの頃の生活を振り返ってみたいと思います。
年代別の身長の伸び
年代別の身長の伸びをざっくり振り返りたいと思います。
小学校低学年 | この頃は割と普通だったと思います。列に並ぶと真ん中くらい |
小学校高学年 | 列に並ぶと後ろから3~4番目あたり |
中学性 | ぐっと伸び、170cm中盤はあったと思います。 |
高校生 | 180cm台に到達。ただし、1年生の頃から185cmを超えている相撲部の同級生がおり、列の最後尾ではない |
社会人 | 185cmをずっとキープ |
現在 | 健康診断でなぜか184cmと測定…まさか縮みのフェーズに入った? |
ポイントはやはり小学校高学年から中学頃ですね。
身長の伸びにつながったと思われる生活習慣
子ども時代の成長を伸ばす要素としてよく言われるのが下記の3要素です。
参考:すくすくのっぽくん
- 栄養
- 睡眠
- 運動
誰しもが納得の3要素であると思います。
この3つの要素について、自分の子ども時代(小学校から中学校あたり)の生活の記憶を辿りながら振り返ってみたいと思います。
①栄養
まず一番目は「栄養」…つまり食事ですね。
子ども時代の経験
当時毎日食べていたものは納豆です。これは本当に毎日食べてました。好きというのもありますが、我が家の朝の食卓に必ずあったのです。
それから、子ども時代は肉より魚を多く食べていた記憶があります。サケ、マス、タラ…。
サメの焼き魚、珍しいかもしれませんがよく食べてました。
ただし偏食家の私は食べられない魚もあり、そういうときは自分で卵焼きを作ってよく食べていました。卵焼きは今でも得意料理です。
反対に飲む習慣がなかったのは牛乳です。牛乳は高身長の代名詞的なイメージがありますが、飲んでいたのは給食の時くらい。これは子ども時代を通じてそうで、社会人になってから飲むようになり、今では大好き…というより一日足りとも欠かすことはできません!
ということで、子ども時代の食生活の傾向は次のとおりでした。
- 頻繁に食べていたもの → 「納豆」「卵焼き」
- 「肉食」より「魚食」が多め
- 実は「牛乳」はあまり飲まず
因果関係・根拠
さて、この食生活と高身長との因果関係はどうなのでしょうか。
これに関する裏付けとして、あるサイトにこんな一文があります。
益子さんの子どもの頃の朝食。納豆、魚、卵などいろいろな種類のたんぱく質を毎日十分に摂っていたという。
引用:ぬかたクリニック
益子さんとは、元女子バレーの日本代表選手で身長が175cmです。まさに私の食生活と完全一致でした!
このサイトでは良質なたんぱく質を摂るのが大事、特に朝食が重要ということを話されています。またこのサイトでは睡眠のことも触れています。
更に補足として、参考サイトすくすくのっぽくんでは、成長に必要な栄養素として、たんぱく質、カルシウム、マグネシウム等が大切と説明しています。これらは骨を作ったり、強くするために必要な栄養素とされています。
各栄養素が多く含まれている食品は以下のとおりです。
- たんぱく質…肉類、魚類、たまご、豆類
- カルシウム…乳製品、大豆製品、海産物
- マグネシウム…大豆、アーモンド、ほうれん草
ということで、私の食生活は、ある程度身長を延ばすこととの因果関係はありそうです。
参考書籍等
身長を伸ばすために必要な栄養素はどういったものか、という観点が充実しているのはもちろんですが、それをどういったメニューとして作るか、という部分も同様に充実しています。
あと、子どもの成長に必要な栄養をふんだんに盛り込んだサポートグミ、その名も「セノッピー」という栄養食品があります。
こちらの商品は成長を助ける「カルシウム」「アルギニン」「ボーンペップ」が配合されているので、普段の食事のサポートとして一緒に摂ると助けになると思います。
②睡眠
今の子どもは睡眠時間が短い傾向にあるようです。
ゲーム、スマホ、動画サービス…娯楽は豊富にありますし、勉強も忙しいでしょうからね。
2011年総務省の調査では、平均就寝時間が小学生でおよそ22時、中学生でおよそ23時となっているようです。(引用:子供・若者白書 内閣府)
子ども時代の経験
対して私が育ったのは東北の田舎ですので、当時娯楽といえばテレビくらいです。そのテレビも夜は基本的に親が見ているので自由に観れませんでした。
当時、金曜ロードショ―が始まる時のあの曲(フライデー・ナイト・ファンタジー…ご存知の方、同世代ですね!名曲です!)が流れると、母から「早く寝なさいよー!」という声がかかり、「ああ、これから大人の時間だな~」っという感じで布団の中入った記憶があります。布団に入りながらも聞こえてくる映画の音と家族の笑い声…懐かしいです。
ということで、夜9時には布団に入る生活を中学1年生くらいまで送っていました。朝は6時頃に起きていましたから、9時間程度は睡眠していたことになります。
さすがに中学3年生頃は受験もありましたので、そんなに寝てばかりもいられませんでしたから。
因果関係・根拠
この睡眠時間の長さが、身長の伸びとどのくらい関係があるのか、参考情報を探してみました。そしたらありました!まさにドンピシャです。
子どもの成長は、乳児期から思春期にかけて急激な伸びを示しますが、身長は成長ホルモンと呼ばれる物質がはたらくことによって伸びます。この成長ホルモンがもっとも多く分泌されるのが睡眠時になるため、質のよい睡眠をとることが子どもの成長には不可欠となります
ということで、私の早寝習慣は、ある程度身長を延ばすこととの因果関係はありそうです。
参考書籍
生活習慣という観点では、こちらの本が参考になるかもしれません。
この本は小児身長治療の専門医が、最新の医学データに基づいた正しい身長の伸ばし方を記したものです。
③運動
当然ながら部屋でゴロゴロしているよりは、体を動かす方が成長につながるというのは、一般的にみてもうなづけるところです。
子ども時代の経験
小学生時代はこれといって本格的な運動はやっていませんでしたが、遊びといえば体を動かすことが中心であったため、必然的に体は動かしていました。
そして中学時代は部活動として陸上部に所属し、長距離走をやっていました。とはいえ、すごく一生懸命かというとそんなことはなく、割とたんたんとこなすといった感じで、部活に燃える!!…っていう熱さはなかったような…。
あと、サッカーが好きで遊びではよくやっていました。
因果関係・根拠
さて、この状況は身長と関係あるのでしょうか?
こちらのサイトにこんな一文がありました。
骨を伸ばすには跳んだり跳ねたりするスポーツがお勧めです。
ダイナミックに動く系のスポーツは、身長を伸ばすのに適しているようです。バレーボールやバスケットなどで最適でしょうか。陸上も多少は効果あったかもしれませんね。
また参考サイトすくすくのっぽくんでは運動と成長の関係について、次のように説明しています。
運動をすることによって、それ自体が成長ホルモンの分泌を促すこと、適度な疲労感をえることで寝付きが良くなったり、深い睡眠をとる手助けになります。さらに食欲増進も期待出来ます。運動による骨への刺激は、骨の成長を促すひとつのポイントです。
ということで、私のスポーツ歴はあまり直接的な因果関係は分かりませんが、種目によっては、ある程度身長を延ばすこととの因果関係はありそうです。
まとめ
今回のポイントをまとめます。
睡眠時間 :毎日9時間程度
よく食べていたもの:納豆、卵焼き、焼き魚
スポーツ :陸上、サッカー等
毎日食べていた納豆、そして自分で焼いていた卵焼きの記憶は鮮明です。
これらは、健康にいい食品として一般的ですから、身長を伸ばすことも含め、日々の食生活に積極的に取り入れてもいいのではないでしょうか。
あと、成長ホルモンのお話がありましたが、睡眠時間は成長に大きく左右します。
現代社会だと遅く寝るのが一般化しているので、どうしても睡眠時間が短くなります。まずは週に一回程度は早寝する日を作るなど、少しずつ習慣化していくと生活を変えていけるのではないでしょうか。
ということで結論、高身長の前提は「規則正しい生活にある」です。
一般的な結論で恐縮ですが、やはりここに行きつくのだと思いました。