この記事で学べること
「電車くん」のラストラン
出典:朝日放送 探偵ナイトスクープ依頼者は小学6年生の通称「電車くん」
電車くんは小学1年生から6年生までの6年間、土日祝日を除く毎日、暑い日も寒い日もちょっとくらいの雨でも、学校の校庭で電車になりきっていました。
最初は何の装飾もなくただの電車のマネでしたが、小4で電車のプレートを首から下げ、その後徐々にグレードアップさせ、最終的には段ボールで電車の車両を作り頭にかぶって運行していました。
電車くんは学校のみんなから人気があり、電車くんの周りにはいつも人だかり。
来年中学生になる電車くんは、卒業の記念として自分の住む町で最終運行をしたい…という依頼です。
電車くんの低学年時代を知る先生が運行開始当初の写真を見せてくれました。そこには、まだあどけない電車くんがおり、まだ装備品が少なかったことが分かります。
その後大好きな山陽電鉄の車両を模した被り物を自作します。これはライトも点灯する高性能なものです。これだけではなく、電車くんは「プワァーーン」という汽笛や車掌のアナウンスなどの音マネもうまく、とってもクオリティの高い電車のマネだったことが分かります。
そしてこんなエピソードもあります。実は小学5年生のころ「もう電車運行をやめる」と言い出したそうです。それに対して先生方は「板電解散 断固反対!」という運動を行います。
出典:朝日放送 探偵ナイトスクープ「板鉄」というのは「板宿鉄道」の略で、電車くんの運行する電車名ですが、先生方がこの運動ですよ!いかに電車くんが愛されていたか分かるエピソードです。
そして、いよいよラストラン。
自分の町のいろんな場所を電車の恰好で歩きます。途中、いろんな人が手を振ったり、「がんばれー」と声を掛けたり、保育園児は「ありがとう~~」という謎の感謝(田村探偵感想)を示します。
そして運行のシメは慣れ親しんだ校庭。
校庭に入るとそこには、100人は超えるであろう人たちが待っていました。そして、一人、また一人と電車くんの背中に連結し、それはいつしか大きな輪になって校庭を彩ります。
その光景が冒頭の画像です。カーペンターズの「イエスタディ・ワンス・モア」がこのシーンを盛り上げてくれます。
田村探偵が「どうだ、電車くんこの光景は」と聞くと、電車くんは「うぉ~すごい…うれしい!」と答えます。とっても素直な少年なんです。
電車くんは、ただ電車が好きで校庭で電車のマネをしていただけです。それを愚直に続けていたら、いつしかいろんな人を巻き込み、共感を得て、広がっていきました。
「一つのことを続ける」…これがもつパワーを改めて感じることができる、そんな依頼だったなぁと感じます。
亡き母が作った 5年前の角煮が食べたい
出典:朝日放送 探偵ナイトスクープ依頼者の瑞希さんが20歳のとき、お母さんがくも膜下出血で帰らぬ人になりました。倒れたその日の晩御飯が豚の角煮。
冷凍庫には、亡き母が作った豚の角煮が保存されており、食べたい…でも食べてもいいものか…考えが堂々巡りし、途中に父に捨てられそうになりながらも5年たってしまいました。
でもやっぱり大好きなお母さんの最後の手料理を食べたい、という依頼です。
5年前の豚の角煮…いくら冷凍庫とはいえ、食べるにはなかなかハードルが高いです。実際保存されている角煮はこんな感じです。
出典:朝日放送 探偵ナイトスクープさて、本当に食べていいものか専門家に確認する必要があります。そこで、東京農業大学で調べてもらいます。
検査結果は多少の菌はいたが、100度以上で加熱し、少し食べる程度であれば大丈夫でしょうというもの。
これで食べられることは分かりましたが、少しでもおいしく食べられたら…ということでナイトスクープの料理担当 林先生の出番です。このために大阪から呼ばれました。
最初は渋っていた林先生ですが、話を聞いたらやらない訳にはいきません!「やったろやないかい」といって角煮の再生に挑みます。条件は母の味をそのまま味わえるように。
そして林先生が豚の角煮を見事復活させます。それがこちら。
出典:朝日放送 探偵ナイトスクープさっそく実食です。角煮を口に運んだ瞬間、瑞希さんの目から涙がこぼれます。そして「おいしい」という言葉とともにこぼれた笑顔が冒頭の画像です。
続いて、お父さんも味わいます。目を真っ赤にしながらも「おいしいですね…」と言葉少なに答えます。その様子をみていた林先生も号泣。
母を想う気持ちに溢れ、心が温かくなる、そんな依頼でした。
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まとめ
西田局長が探偵ナイトスクープを去る今だからこそ、西田局長が特に泣いた5本を厳選して振り返ってみました。
松本局長の下、今後の探偵ナイトスクープはどのような雰囲気になるのか、それはこれからの楽しみでもありますが、西田局長も感動した、心にダイレクトに響く依頼は、今後も見せ続けてほしいなと切に願います。



